「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」(2009年6月4日施行)は、住宅を長期にわたり使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減するとともに、建替えに係る費用の削減によって国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かで、より優しい暮らしへの転換を図ることを目的としています。
認定を受けるには認定基準をクリアする必要があります。
耐震性
耐久性能(劣化対策)
維持管理・更新の容易性
住戸面積
省エネルギー性
居住環境
維持保全(維持保全管理・住宅履歴情報の整備)
メリット
所得税の特別控除
登録免許税の軽減
不動産取得税の控除拡大
固定資産税の延長
デメリット
申請手続きが必要であり、申請費用が掛かる
申請に伴う施工主との打合せ・折衝が必要
建築コスト増
定期点検の必要が有
<注意>
長期優良住宅の認定を受けることと、施工品質には関係ありません。
極端な例を挙げれば、
「長期優良住宅の認定を受けても、欠陥住宅は建ってします」
理由としては、長期優良住宅の申請をしても書類審査のみで、現場の施工を管理することはないためです。