「何を基準に選べば良いのか分からない」
家を建てた方が一番悩んだ項目は、依頼先選びです。
初めての方には「何を基準に選べば良いか分からない」のは当たり前です。
具体的な「住む家のイメージ」が出来て初めて、候補となる依頼先を絞ることが出来ます。
「どこが良い家を建ててくれるのか?」 ではなく、
「自分のイメージする家はどの会社が建てられるのか?」で、絞り込んでいきます。
この絞り込みをしないと、どこが良い・悪いの判断は出来ないものです。
「営業マンの印象が良かったから」、「あの外観が良かったから」で選んでしまうのは、失敗する可能性が高くなってしまいます。
その絞り込みをする段階で、推奨しない依頼先の一例を挙げます。
- 営業マンの対応が良くない
- 約束したこと(例:回答日)を守らない
- 質問した答えが返ってこない(はぐらかす)
- 打合せ内容を記録しない
- 図面などのコピーを渡さない
- 工事現場が汚い(吸い殻が落ちている、廃材が放置されたまま など)
- 営業マンが良いことしか言わない
- 見積書が「○○一式」で記載
少なくとも上記に該当する業者は、「コミュニケーションでのトラブル」や「現場でトラブル」が発生する可能性が高くなります。
「営業マンは聞いていても、職人さんに伝わっていない」と言うことはよくあります。
この時、メモを取っていない営業マンであれば、言われたことすら覚えていない可能性が出てきます。よくある「言った言わない」のトラブルです。
現場においても、汚い現場で働く職人さんの技術は高くないことが多いです。
資材を放り投げたり、地面に直置きしたりと、建て主のことを考えない人が多いかもしれません。目の前に座った営業マンだけではなく、実際に家を建てる職人さんまで選ぶ基準にいれる必要があります。
少なくとも依頼先選びは、慎重になり過ぎて悪いことはありません。